Microsoft IE(Internet Explorer)2022年6月15日(日本では6月16日)にサポート終了
米Microsoftは5月19日(現地時間)、Webブラウザ「Internet Explorer」(IE)のサポートを2022年6月15日(日本では6月16日)に終了すると発表しました。
互換性や性能、セキュリティなどいろいろ問題を抱えつつも延命してきたので発表に関しては納得してます。個人的にはIEのブラウザ互換でさんざん苦しんできたので脱IEが加速化するのは歓迎です。
しかし、(「Internet Explorer (IE)11」でのみご利用いただけます)と注意書きがあるアプリやサービスを依然として見かけますので、使っている側からも対応する側からもあちこちから悲鳴が聞こえてきそうです。
「IEモード」を備えたMicrosoft Edge がIEに依存したレガシーアプリの救済措置となるのでしょうか。「IEモード」は少なくとも2029年まではサポートされるそうです。
Microsoft Edge(Chromium 版)の「IEモード」を試してみたよ
こちらの手順で「IEモード」で開くことが可能です。
【検証結果】
2021/5/21 動作検証時のMicrosoft Edge バージョン 90.0.818.66 (公式ビルド) (64 ビット)
Silverlight アプリケーションは IE11 でのみ動作しますが Edge ブラウザ上で Silverlight アプリケーションの正常動作を確認できました。(赤枠内のアイコンは「IEモード」で実行されていることを示しています。)
「IEモード」では Silverlight 2021年10月12日 のサポート終了を迎えたらどうなるのだろう?とか重大な脆弱性が見つかったらサポートされるのだろうか?2029年までサポートって本当?とかいろいろ不安が残りますがIEサポート終了後もレガシーアプリ延命は可能かと感じました。