新しいMicrosoft Edge (Chromium 版)ファーストインプレッション
新しい Microsoft Edge (Chromium 版)の自動配信が始まりました
先月(2020/06)から順次「Windows Update」を通じて、新しいブラウザ 「Microsoft Edge (Chromium 版)」の自動配信が始まりました。
Microsoftはこの新しいブラウザを今年1月に公開していたので早い方はとっくに使われているかもしれませんが、私の手元のWindows10に先週ダウンロードされましたのでこのタイミングでちょこっと気になっていたことを記事にしてみます😀
ここでは 従来版 Microsoft Edge を「レガシー Edge」 新しいブラウザを 「Chromium版 Edge」 と呼び分けています。
「レガシー Edge」は 「Internet Explorer」の後継として登場し Windows10 に搭載された標準ブラウザでした。今後は「Chromium版 Edge」へとタスキを渡すことになります。(レガシーとChromium版を共存させる方法もあるようです)
ところで「Chromium(クロミウム)」というのは、オープンソースブラウザの名称で「Google Chrome」や「Opera」は、この「Chromium」をベースに開発されているそうです。Microsoft も独自路線の開発方針を変え「Chromium」をベースに開発したのが「Chromium版 Edge」ということになります。
さて、現在の日本国内ブラウザシェア(2019/05-2020/05)を見てみますと、
1位が 「Google Chrome」2位が「Safari」、
大きく引き離されて「Firefox」「Edge」「IE」が追いかけているといったところでしょうか。新しい「Chromium版 Edge」でシェアの巻き返しができるか個人的には興味深いところです。
私が普段仕事で使っているブラウザは「Google Chrome」でして、「Chromium版 Edge」の操作感は「Google Chrome」に近くなり好感触です。まあベースが同じだから似ていて当然なのでしょうが、F12 で表示できる開発者ツール ウィンドウも手慣れたUIとほぼ同じでほんと助かります、しかもレガシーに比べると起動が早い。
普段使いのブラウザを「Chromium版 Edge」に乗り換えるまでには至ってませんが、なにより開発者目線で助かるのはウェブアプリのクロスブラウザ対応が一手減らせそうなところでしょうか。完全に同じブラウザではないのでハマりどころは出てくるかもしれませんが…
いつかブラウザの非互換対応で神経をすり減らさなくて済む時代がこないかなぁと切に願っております😅
今のところ「Chromium版 Edge」で困ったことは見つかっていませんがなにか気付いたことがあればまた記事にしたいと思います。