夢の美容室経営【開業】⑦☆彡
≪そもそも個人事業と会社の違いって??≫
会社と個人事業主の違いは税金が違います・・・
会社と個人事業の違いは、「自分一人でやっているような小さな規模の事業が個人事業。人をたくさん雇ったり、大きな規模でやるのが会社なのでは?」と思っている方も多いと思いますがそれは間違いです。
たとえば、従業員が100人以上いるサロンでも個人事業のところもありますし、逆にオーナーがたった1人でやっているサロンが会社だったりもします。
会社と個人事業の違いは実は「法人登記をしているかどうか」だけなのです。
ただ申請した書類が違うだけですが、税金制度は全く違います。
たとえば同じようなサロンを営んでいる2者がいたとします。
一方は会社組織で、もう一方は個人事業です。
前者は、「法人税」「法人住民税」「法人事業税」などを払わないといけません。後者は「所得税」「住民税」などを払わなくてはなりません。
この法人税と所得税は、税率や計算方法が違います。
だから、同じ利益が出ていても税金額はかなり異なることのなります。
会社の税金はざっくりというとこの様に算出します。
(売上ー経費)×法人税率=法人税
上記を見ると個人事業主と同じように単純です。
ただ、会社の税金で面倒なのは、社長の収入と会社の収入を分けて考えないといけないということです。
個人事業主の場合は売上から経費を差し引いた残高全部がその人の収入として計算されます。
会社の場合は、会社の利益は会社のものであり、法人税が課せられます。
会社の経営者は会社から報酬を貰う「給与所得者」になるので、社長の税金は給与所得者として所得税が源泉徴収されるのです。
会社は、法人税と法人住民税、法人事業税を払った上に、経営者は個人としても所得税、住民税をとらえることになります。