夢の美容室経営【開業】①☆彡
美容室の開業に必要な資格と許可とは?
『独立✂✨』を決意したあなたへ・・・美容師の資格を持っていれば、大丈夫!
すぐにでも開業出来ると思っていますか⁉
実は、美容室を経営していくには、まず最初に営業許可が必要になります‼
この営業許可を受けるには、さまざまな書類を提出する必要があります。それにともない美容室の設備条件を満たさなければなりません。
『明日すぐにでも新しい自分の美容室で営業を始める✂✨』ということは出来ません😱
では、営業許可を取るためにはどうしたらいいのでしょうか?また、そのためには美容室の設備をどのようにすべきなのでしょうか・・・。
それを下記に説明していきます😊
美容室の開業に必要な資格と許可
【美容師免許】
美容院を経営するためには、美容師免許を持った美容師さんが必要になります。
美容師免許は、専門学校など美容師養成施設で所定の学科を習得し、学科試験や実技試験に合格することが必要です。美容師自身が独立して美容室を開業する場合は、この免許を既に持っているため、あまり関係ないかもしれません。しかし、美容師ではない人が美容室のオーナーをする場合、誰か免許を持った美容師がいなければなりません。開業するときには、美容師の免許を提出します。従業員を雇用する場合は、全員分の美容師免許証を提出する必要があります。
【管理美容師免許】
美容師法第12条の3により、美容師であるスタッフ(従業者)の数が常時2人以上であるサロン(美容所)の開設者は、そのサロンを衛生的に管理させるため、店舗ごとに、管理美容師を置かなければならないとされています。
つまり、1人で営業する場合以外は、全てのサロンが管理美容師資格取得者を1人以上美容室に置かなければなりません。
管理美容師の資格は、美容師として3年以上の実務経験を積み、各都道府県で実施される所定の講習を修了すれば得られます。美容室を開業して、当面ひとりで営業するときには、この資格は不要ですが、事業が大きくなり、従業員を雇用する場合には、管理美容師の免許を持った人が1名以上いなければなりません。自分で資格がなくても、管理美容師を雇用することで、この条件をクリアすることも可能です。
【開設届】
営業許可を受けるために、美容室の開設届を保健所に提出します。営業許可を受けるためにはさまざまな店舗施設の条件があり、開業する人には分かりづらい部分も多くあるので、店舗の内装工事を開始する前に事前相談することをおすすめします。
開設届を出すときに必要な書類は以下になります。
・施設平面図と見取り図:美容室は、13㎡以上の広さが必要です。
・健康診断書:従事する従業員全員の健康診断書(保健所に提出する診断書の内容を事前に確認して、診断書を受ける事をお勧めします。)
また、開業届を税務署に提出します。個人事業主の場合、届け出は必須ではありませんが、届け出ておいたほうが税金面などでのメリットがあります。(開業当初から青色申告で申告可能になったりします)※夢の美容室経営【開業】②☆彡で詳しくお伝えします。
保健所から『営業許可』を受けるために
保健所から営業許可を受けるためには、以下について満たす必要があります。
【床面積】
作業室の床面積は13㎡以上でなくてはなりません。また、6台以上施術するための美容椅子を設置する場合は、1台につき3㎡ずつの広さを必要としています。例えば6台の場合13㎡で最低限規定されている広さで条件を満たしますが、7台の場合16㎡、8台の場合19㎡の広さが必要となるのです。
【お客様の待合場所】
顧客が不必要なときには作業室に入らないよう待合場所を設置する必要があります。この待合場所は、作業室と明瞭に区分されている必要があるのです。
【床の材質】
美容室の床については、コンクリートやタイル、リノリューム又は板等不浸透性材料を使用することになっています。
【照度】
美容室で作業を行うスペースは、100ルクス以上の照度を確保することが必要です。具体的には、街灯の下くらいの明るさ以上が必要になります。照明器具を選ぶ時にLEDを用いると節電になったりします。最初は、購入費が高くつくと思われがちですが、後々の事を考えると経費削減になったりします。購入やレンタル会社などありますので検討をするべきだと思います。
【汚物箱、毛髪箱】
ゴミ箱や切った髪の毛などを捨てる箱については、蓋付きのものをそれぞれ備えなければならないとされているます。
【消毒設備】
美容室には、消毒設備を設ける必要があります。この消毒施設とは、血液が付着した際に消毒するための設備や器具です。
【その他・・・】
上記の条件の他には、各自治体によって規定を設けている場合があります。自治体によっては、事前相談も手続きの流れに含まれていることもあります。そのため、設計図などを持参し、事前に保健所に相談しましょう。
夢の美容室経営【開業】②☆彡では、税務署への開業届の提出方法を詳しくお伝えしようと思います🤗✨