いまさら人に聞けない!社会保険と国民保険違い
日本における二つの主要な公的医療保険制度
【国民保険】
国民保険は、個人で加入する医療保険制度です。
自営業やフリーランス、年金生活者、非正規雇用者などと、その家族が加入する医療保険制度です市区町村が運営する健康保険です。
国民保険に加入することで、医療費を安く抑えることができます。 ただし、保険料は個人で全額負担する必要があります。
【社会保険】
社会保険は、企業や団体に勤務する労働者やその家族などが加入する制度で、『厚生年金保険』『健康保険』『労災保険』『介護保険』の4つの保険から構成されています。
これらの保険に加入することで、医療費や介護費などを安く抑えることができます。また、企業や団体が保険料の一部を負担するため、個人の負担額は比較的軽くなっています。
「全国健康保険協会」や「健康保険組合」が運営しています。加入の対象者は、勤め先の会社を通じて、社会保険(健康保険)に加入します。
国民健康保険
自営業など
特 徴
☆傷病手当金・出産手当金がない
☆扶養制度がないため、家族全員が加入する
社会保険
会社員や公務員
特 徴
☆傷病手当金・出産手当金がある
☆扶養家族は保険料の負担なし
簡単にまとめると、社会保険は企業や団体に勤務する人が加入する医療保険、国民保険は個人で加入する医療保険です。
どちらも公的な医療保険制度であり、加入することで医療費を抑えることができますが、保険料の負担方法が異なります。
社会保険料の支払いは給与から差し引かれます。 保険料は決して少額ではないのでこんなに引かれるの? と感じる方もいると思います。
しかし社会保険は全額自己負担というわけではありません。 会社と従業員で50%ずつ支払います。
社会保険に加入することは保険料の一部負担以外にもメリットがあります。
【出産手当】 【出産育児一時金】 【傷病手当】 【介護休業手当金】
そのため求職者からは社会保険完備となっている企業が好まれます。
法人経営の美容室では社会保険加入が義務化となっています。
個人事業主が経営する少人数の美容室では加入は任意となっています。
個人事業主には社会保険料は大きな負担になることから各自で国民健康保険や国民年金に加入する場合も多いです。
社会保険を完備することで美容師に安心して長く勤めてもらうことが出来ます。
ケガや病気、妊娠出産などでも社会保険に加入していることでサポート受けることが可能です。
なにかあったときに仕事を続けられる環境は人材を雇用し育成いていくために重要なポイントです。
社会保険の加入には、事業所からいくつかの届出書が必要です。
対象者・申請期限・必要書類など複雑でミスや漏れが発生しやすい業務です。
新規加入時だけでなく各種制度を利用するときや扶養家族が増える場合なども届け出が必要になります。
・普段の業務もあり忙しいから書類の準備ができない
・窓口に行く時間がない
・電子申請のやり方がわからない
などなど・・・
自分で調べないとわからないこと多いですよね?
そんなときにサロアシなら
手続きに必要な情報提供や作業代行をすることが可能です!